autokbisw(automatic keyboard input source switcher)は、Macの配列をキーボードごとに切り替える最初期のツールのひとつで、Keychangeなど後発のアプリが着想の元として挙げています。バックグラウンドサービスとして動作するコマンドラインプログラムです。一方、Keyameleonはメニューバーアプリです。どちらも別のキーボードで入力すると入力ソースを切り替えますが、どの配列をどのキーボードに対応させるかの指定方法が異なります。
ひと目で比較
| Keyameleon | autokbisw | |
|---|---|---|
| 切り替えの基準 | 入力しているキーボード | 入力しているキーボード |
| キーボードに配列を設定する方法 | セットアップまたは設定で割り当てる | そのキーボードで最後に使った配列を記憶する |
| インターフェイス | セットアップと設定ウインドウを備えたメニューバーアプリ | バックグラウンドサービス。コマンドラインで管理 |
| インストール | 署名・公証済みのDMG、またはbrew install --cask mastro993/tap/keyameleon | brew install ohueter/tap/autokbisw。ソースからビルドされるため、Xcodeアプリ本体が必要 |
| 価格とライセンス | 無料、MIT | 無料、Apache 2.0 |
| 新しく使い始めたキーボードの最初のキー | 前の入力ソースで入力される | 前の入力ソースで入力される |
| macOS | 26以降 | 最小要件の記載なし |
割り当てる配列と、学習する配列
autokbiswには設定がありません。キーボードで入力し、入力メニューや🌐キーでそのキーボードの配列を選ぶと、autokbiswがそれを記憶します。次にそのキーボードで入力すると、その配列に戻します。セットアップは、少しの間キーボードを使うだけです。
その裏返しとして、手動で切り替えるたびにそれが学習されます。1語だけ別の配列に切り替えると、元に戻すまでそれがそのキーボードの配列になります。
Keyameleonは一度だけ、明示的に尋ねます。ガイド付きセットアップでキーボードが一覧表示され、それぞれに入力ソースを選びます。手動で切り替えても有効なのは次のキー入力までで、その後はキーボード本来の配列に戻ります。割り当てた配列がmacOSから削除された場合、Keyameleonは割り当てを保持し、代わりの配列を選ぶのではなく警告を表示します。
キーボードの管理
autokbiswは、製品名とハードウェアIDで、またオプションで接続しているUSBポートでキーボードを識別します。デバイスは、autokbiswの実行中にそのデバイスで入力して初めて表示されます。キーボードとして認識されるマウスなど、特定のデバイスで切り替えが起きないようにするには、autokbisw listでデバイスを一覧表示し、autokbisw disableで無効にします。
Keyameleonは見つけたすべてのキーボードを設定ウインドウに表示し、名前を変えたり、キーボードではないデバイスを無視したりできます。メニューバーのメニューには、割り当て済みの各キーボード、使用中のキーボード、そして入力監視へのアクセスがないなど対処が必要な問題が表示されます。
メンテナンス
autokbiswは安定した小さなツールで、リポジトリの最終更新は2025年2月です。HomebrewがMac上でコンパイルするため、インストールとアップグレードにはCommand Line ToolsだけでなくXcodeアプリ本体が必要です。
Keyameleonは署名・公証済みのアプリとして配布され、自動でアップデートします。確認は1日1回までで、アップデートは承認したときにだけインストールされます。
どちらを使うべきか
- 普段からターミナルで作業している、すでにXcodeがある、またはmacOS 26より前のバージョンを使っている:autokbisw。
- 手動で何に切り替えても変わらない、キーボードごとの配列がほしい。設定ウインドウや状態の表示もほしい:Keyameleon。
macOS 14または15で、サービスではなくアプリを使いたい場合は、Keyameleon vs Keychangeをご覧ください。